<今月の表紙>
都心のオアシス 平河天満宮。 記帳台の上が彼のお気に入り。
Rollei35 Tessar40mm
0 大宮司勇写 真展 『形態共鳴』
日時 2002年 4月2日(火)〜7日(日) 11:00 am 〜 8:00 pm (最終日は6:00 pm まで)
会場 カフェ・マチス 仙台市若林区土樋227長盛堂ビル2F(地下鉄愛宕橋駅そば) TEL022-217-0631
[ 形態共鳴について ]
太古より私たちはみずからを自然の一部と考え自然とリンクした生活を営んできました。 とくに豊かな森林資源を背景に東北に繁栄した縄文文化や蝦夷の文化などはその代表と言えるでしょう。都市生活では完全に失われて久しいこの生活の名残りは山岳修験や一部農村や漁村の民間信仰などにいまだに脈々と受け継がれてきています。 そんなところでは巨石や古木を依代として自然界とより濃密にシンクロできる場が祭祀空間として形成されてきました。 母なる自然に対する畏怖や祈り、その場に足を運んでみるとある共通の感覚におそわれます。それは帰巣本能?胎内回帰? そこは自分が自然や宇宙とつながっていることが再確認できる空間(あるいは装置)であり五穀豊穣や大漁(実際、漁は命がけの仕事であるため現在でもその祈りは信仰として生きたものです。)が祈念されてきた場所です。 形態共鳴という言葉はシェルドレイクという科学者によって提唱されたものですが、大雑把にいうと、獲得した形質があるしきい値をこえると空間を越えてその種全体の獲得した形質になる現象のことです。この興味深い現象には、生き物(例えば人間)はその深層意識のあるレベルまでいくとつながっているという考え方が浮かび、さらに深層部では地球全体が一つの共通 意識でつながっているという考え方が生まれます。世界各地の創世神話や民間伝承にはある共通 のパターンがみられると言います。私たちの意識の深いところに太古アフリカで生まれ世界に広がった私たちの歴史が記憶されているとしたら…。 仏教に山川草木悉皆成仏という言葉があります。 この世のすべての生き物にはみな等しく仏になる可能性があるということだそうです。 (動物や植物などの生き物だけではありません、石だって水だってです。) この仏のイメージと地球の共通意識体のイメージ。これら形而上のイメージが写 真から伝わればさいわいです。
ご意見ご感想をお寄せください。
ido-bata EX-press 2000 - MIZUNOMORI - 2002 All rights reserved